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感染性胃腸炎って?

感染性胃腸炎って?

感染性胃腸炎とは、細菌やウイルスなどの原因によって腹痛や下痢を引き起こす病気の総称です。
細菌ではサルモネラ、カンピロバクター、ブドウ球菌、腸管出血大腸菌などがよく知られウイルスで多いのはノロウイルス、ロタウイルスなどがあります。
すべての年齢層で発症が認められますが、とくに乳幼児や高齢者によく見られ、季節性があるのも特徴です。
食品や飲料水を媒介とする感染は、食中毒として集団発生する場合があります。

※感染性胃腸炎の原因には、細菌、ウイルスのほか、化学物質、自然毒もあります。

夏季に多い感染性胃腸炎の原因

細菌による感染性胃腸炎夏場

生または加熱不十分な肉、内臓、鶏卵、サラダなどの
食べ物や水から感染します。
カンピロバクター、サルモネラなど
原因菌はさまざまですが、
重篤な症状を起こすことのある
腸管出血性大腸菌(O157など)には
特に気をつけたいですね。

O157 提供元「国立感染症研究所」O157
提供元「国立感染症研究所」
腸管出血性大腸菌感染症の主な症状
  • 水様下痢
  • 激しい腹痛
  • 血便を伴う下痢
    (出血性大腸炎)
  • HUS(溶血性尿毒症症候群)
    尿が出ない、体がむくむ、意識障害、顔色不良

潜伏期間は、感染してからおおよそ3~8日です。

冬季に多い感染性胃腸炎の原因

ウイルスによる感染性胃腸炎冬場

二枚貝の生食、感染した調理人による
食品の二次汚染、感染した人から人へ…
などの感染経路がある
ノロウイルスに気をつけてください。
症状は風邪に似ています。

ノロウイルス 提供元「国立感染症研究所」ノロウイルス
提供元「国立感染症研究所」
主な症状
  • 吐き気
  • おう吐
  • 腹痛
  • 下痢
  • 発熱(軽度)

風邪に似た症状(通常、発症当日には激しい症状がありますが、2日程度で快復します)

潜伏期間は、喫食してから通常24~48時間です。(平均約36時間)

感染性胃腸炎予防のための4つのポイント!

  • point1

    手洗い・うがいをこまめにする。
    感染予防の基本はていねいな手洗いです。
  • point2

    食品は十分に加熱する。
    細菌、ウイルスは熱に弱いのです。
    たとえばO157の場合、めやすは食品の中心部分の温度が75℃で1分間以上。ノロウイルスの場合は、85℃で1分間以上の加熱が望まれます。
  • point3

    調理器具等を清潔に保つ。
    調理器具を介して二次感染する可能性があります。
  • point4

    汚物は衛生的に処理する。
    感染者のおう吐物、便に直接触れずに処理しましょう。

感染性胃腸炎かな?と思ったら医療機関を受診し、水分をしっかりとりましょう!

治療は、原因となった細菌やウイルスにより異なりますが、一般に下痢やおう吐などで体内から失われた水分を経口や点滴などで補給し、脱水症状を改善することが主体となります。
また、患者さんの年齢、症状等を考慮して抗生物質が投与されることもあります。できるだけ下痢止め薬は使用せず、整腸薬を用いることが比較的有効です。

監修:大澤医院 総合内科専門医 医学博士 大澤さおり

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