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子どもの便秘対策

子どもも便秘になるの?
早く気づいて
対応することが大切

子どもの便秘は珍しいことではなく、10人に1人くらいか、それ以上と考えられています。
排便を我慢することで悪循環を繰り返し、どんどん悪化していってしまうので、
子どもの便秘に早く気づいて対応することが大切です。

子どもの便秘チェック
(1歳以上)

  • 排便の回数が週3回より少ない
  • 便を出すときに痛がって泣く、または硬い便を出したことがある
  • トイレが詰まるような大きな便を出したことがある
  • 下腹に便の塊を触れる
  • 十分に便が出ていないのに、少量の便が何度ももれて出る
  • 足をクロスさせるなど排便を我慢する姿勢をとる

2つ以上あてはまる場合、便秘の可能性が考えられます。
医師へ相談しましょう。

Rome IV基準をもとに作成

「痛い!」と感じた
経験がきっかけに......

子どもが便秘になる一番の原因は、「排便時に便が硬くて痛い思いをした」という経験です。それがトラウマになり、排便を我慢するようになってしまいます。
子どもがトイレでいきんでいるように見えても、実は排便を我慢しているのかもしれません。便秘を悪化させないためにも、便の硬さや太さ、1週間の回数など子どもの排便状況をしっかり観察するようにしましょう。

※この内容は、主に1歳以上の小児の便秘についてのものです。
1歳未満の場合は、便秘の原因が分かりづらく、病気が背景にないかの判断が重要になります。

便秘の悪循環は
なぜ起こる?

排便を我慢すると腸にたまった便が硬くなるため、出すのに痛みを伴うようになり、また我慢をするといった悪循環につながります。さらに、便が常に直腸にたまっている状態になると、腸は次第に拡張し、便がたまっていることに慣れて便意が起こりにくくなります。それによってますます便が腸にたまるという二重の悪循環に陥ってしまうのです。

小児慢性機能性便秘症診療ガイドライン(日本小児栄養消化器肝臓学会,
日本小児消化管機能研究会),P24(2013)診断と治療社をもとに作成

悪循環から抜け出すために
トイレを楽しく気持ちよく!

子どもの便秘の悪循環を防ぐには、「うんちをすることは気持ちがいいこと、
楽しいこと」だと教えてあげることが大切です。

1ほめてあげる!

うまくトイレでできないからといって、しかったりすることは避けましょう。子どもはしかられるのが嫌で排便を我慢することもあります。まずはトイレですることにこだわらず、好きな場所や姿勢で排便させ、便が出たら十分にほめてあげるなど、トイレトレーニングよりも便が出ることを優先しましょう。

2楽しいトイレタイムに

トイレを楽しい空間として感じさせるための工夫も大切です。例えば、絵本を持って入ったり、ゲームをしてもいいことにしたりすると、トイレに行くことを嫌がらなくなります。

毎日の生活に
便秘にならないための
工夫を

食物繊維を摂取

子どもの便が硬い、出にくいと感じたら、食物繊維の多い食事を心がけるなどして、便が硬くならないようにしましょう。

朝のトイレ習慣

排便習慣をつけることが大切です。特に、朝の空っぽの胃に食べ物が入ると、大腸が動いて便意を促します。朝に時間がとれない場合は、夕食後など親子でゆったりしたトイレタイムを確保しましょう。

踏み台でいきみやすくする

便座に座った時に足を乗せる台があると、お腹に力が入りやすくなるため排便がスムーズにできるようになります。

排便日誌で子どもの状態を確認

子どもの排便状態を把握するのにおすすめなのが排便日誌。回数や時間、便の硬さ、その時の様子などを記録することで変化に気づいたり、治療に役立ったりします。

腸内環境を整えて便秘を予防

腸内には様々な種類の腸内細菌が多数生息しており、主に「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3グループに分けられます。悪玉菌が優勢になると、下痢や便秘などお腹のトラブルにつながるため、善玉菌にとってプラスになる発酵食品や食物繊維を摂るなどして、腸内環境をよい状態に整えましょう。

※ただし、この区分は必ずしも科学的に明確な基準があるわけではなく、条件によってはいわゆる善玉菌であっても体に悪い影響を与える場合があります。

子どもの便秘は、悪循環に陥る前に大人が気づき早期に対応することが重要です。
日々の状態をよく観察して、便秘かなと思ったら気軽に医師に相談してください!

記事の監修 : 兵庫医科大学小児科学教室 教授
奥田 真珠美先生

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