「ビオフェルミン止瀉薬(ししゃやく)」との違いは?
基本的に下痢を止める作用の強さは同等です。
「ビオフェルミン止瀉薬」は生薬と乳酸菌を配合し、お子様から飲める粉末の下痢止めです。「ビオフェルミン下痢止め」はシャクヤクエキスを配合することで、腹痛を伴う下痢に対する効果を高めた錠剤の下痢止めです。症状や剤形等で選んでいただけます。
ただし、牛乳アレルギーのある方は、「ビオフェルミン下痢止め」をご使用ください。
新ビオフェルミンSと併用できますか?
併用できます。
新ビオフェルミンSは乳酸菌・ビフィズス菌を3種類配合した整腸剤であり、併用しても特に問題ありません。
また、腸内フローラの乱れにより、下痢がおこる場合もあることから、ビオフェルミン下痢止めの服用をやめた後も便が軟らかい場合は整腸剤を服用し、おなかの調子を整えることが大切です。
子どもにのませてもよいですか?
11歳から服用することができます。
11歳未満の場合、「ビオフェルミン止瀉薬」(5歳以上)をおすすめします。なお、整腸(便通を整える)、軟便などには、「新ビオフェルミンS錠」(5歳以上)、「新ビオフェルミンS細粒」(生後3ヵ月以上)もございます。
なぜ、ビフィズス菌を配合したのですか?
下痢のときに乱れる腸内フローラのバランスを整えるために配合しています。
下痢を起こすと腸内のビフィズス菌が減少することが知られており、ビフィズス菌は、腸内細菌のバランスを正常化する作用があるので、便性(下痢便状態)の改善にはたらきます。
毎日服用してもよいですか?
下痢の症状が出たときに服用して下さい。
「ビオフェルミン下痢止め」は下痢を止める薬です。日頃のおなかの調子を整えるときには、「新ビオフェルミンS」のような整腸剤をおすすめします。
吐き気がする場合や食中毒が疑われるときに服用してもよいですか?
服用は避けてください。
このような場合、薬で下痢を止めるとかえって症状を悪化させる可能性がありますので、服用前に医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
妊娠中に服用してもよいですか?
妊婦または妊娠していると思われる人は、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
授乳中に服用してもよいですか?
服用しないか、服用する場合は授乳を避けてください。
「ビオフェルミン下痢止め」には、ロートエキスを配合しております。このロートエキスは体内に吸収され、母乳に移行して乳児の脈が速くなったり、母乳が出にくくなるなどのおそれがあります。
併用してはいけない薬はありますか?
胃痛や腹痛などをやわらげる胃腸鎮痛鎮痙薬、ロートエキスを含有する他の胃腸薬、乗り物酔い薬との併用は避けてください。ビオフェルミン下痢止めの成分中にロートエキスが配合されていますので、類似の作用を持つ薬との併用は避けてください。処方薬服用中の場合、おくすりの種類によっては、他の薬の効果に影響を与える事がありますので、服用前に医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください。
口の渇きが生じることがありますがなぜですか?
ロートエキスの薬理作用として、唾液等の分泌抑制作用があるため、まれに口の渇きを自覚することがあります。
このような症状の持続または増強が見られた場合は、服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者にご相談下さい。
牛乳アレルギーでも服用できますか?
牛乳タンパク質由来の成分を使用しておりません。
乳製品でおなかをこわすのですが服用できますか?
乳製品を摂るとおなかをこわされる方は、乳糖不耐症の場合が多いです。ビオフェルミン下痢止めには乳糖水和物は配合しておりませんので、服用いただけます。
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